『どうしても触れたくない』レビュー|触れたくないけど、惹かれずにいられない。

BL

あのね、たまにあるのよ――“読んだ瞬間、胸をわしづかみにされるBL”。
その代表格がヨネダコウ先生の『どうしても触れたくない』。
BL界の殿堂入り、まさに金字塔。もうこれ読んで泣かなかった人、いる?
エロもあるけど、それ以上に「人を好きになる痛みと尊さ」に焦点を当てた、超・感情型作品です。
しかも映画化もされてるのよ。もちろん私はDVD持ってる。むしろ二枚持ってる。保存用と鑑賞用。映画は序盤夏服なんだけど、何でも冬の撮影だったんだって!


あらすじ(ネタバレなし)

営業職の嶋と、彼の上司である戸川。
最初はただの「職場の先輩後輩」だったのに、距離を詰めるうちに見えてくるお互いの心の傷。
「好き」と言いたいのに、「言ったら壊れる」――その微妙なバランスがたまらない。
ノンケとゲイ、という現実的な設定なのに、どこか普遍的で切ない。
まさに“恋愛の本質”を描いてるのよ。


感想レビュー

読むたびに胸の奥がぎゅっとなる。
嶋の不器用さ、戸川の優しさ、それぞれの過去。
「傷つきたくない」「でも、誰かをちゃんと愛したい」――この相反する気持ちがリアルすぎて、もう心がジェットコースター。
読後はしばらく無言になっちゃうやつ。
てかさ、ヨネダ先生のセリフ回し、ほんと罪深い。静かな台詞の一言一言に全部感情が乗ってるのよ。
まるで炭酸抜けかけのコーラみたいに、静かに、でも確かに心に沁みてくる。


お気に入りメンズ紹介(ゲイ目線)

私の推しはもちろん戸川さん。
ノンケって、ゲイにはない“男っぽさ”があるのよ。
余裕と優しさ、そしてときどき見せる無防備な笑顔。
それに、あのスーツ姿……くぅぅ、たまらん。
恋愛対象としての“届かなさ”がまたエロティックなのよ。
BLの世界線じゃないと成立しない、この「禁断のバランス」……まさに至高。


まとめ

『どうしても触れたくない』は、ただの恋愛漫画じゃありません。
“触れること”と“触れられること”の意味を、読者に問いかけてくる作品。
恋愛経験の数じゃなく、心の痛みを知ってる人ほど響く。
泣きたい夜、静かに部屋で読みたい一冊です。


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