みなさん、長生きしたい?
あたしはね、老後は南の島で筋肉メンズに囲まれて暮らしたいの。でもこの漫画を読むと、長寿ってのも考えものだわってなるのよ。
今回レビューするのは 『魔術を極めて旅に出た転生エルフ、持て余した寿命で生きる伝説となる』。
タイトル長っ!でも内容はちゃんと王道ファンタジー。しかも葬送のフリーレン好きな人は絶対にピンとくるやつよ。
あらすじ(ネタバレなし)
転生してエルフになった主人公。エルフってほら、寿命が人間の何倍もあるじゃない?
彼は魔術を極めるため旅に出るんだけど、そこで出会う仲間たちは人間。どうしても「長く一緒にいられない」って現実がつきまとうのよ。
出会っては別れ、別れてはまた歩き出す。彼の旅は伝説として語り継がれることになるんだけど、そこにあるのは甘美な孤独と切なさなの。
感想レビュー
いや〜〜、分かっちゃいるけど別れが辛い!
フリーレン的な「長命種と短命種の時間感覚のギャップ」を真正面から描いてるんだけど、こっちは転生要素が入ってる分「人間だった頃の感覚」も残ってるのよね。それがまた切ないのよ。
旅の中での小さな幸せ、村での短い交流……全部が思い出になっていくの。ページをめくるたびに胸の奥がキュッと締め付けられるんだけど、でも読まずにはいられない。
感動系ファンタジーを探してる人、これ間違いなく刺さるわよ。
お気に入りメンズ紹介(ゲイ目線)
残念ながらこの作品、イケメン供給は少なめ。
「美少年登場!きゃー!」みたいな展開は期待しないで。
でもね、たま〜に出てくる勇敢な青年とか、村を守ろうとするおじさんとか、そういう「一瞬の男気」にグッとくるのよ。
長寿のエルフ目線だからこそ、短命な人間たちの一生懸命さが眩しく映る。それがもう…ゲイ的には推しメン不足でも満足できちゃうの、不思議よね。
まとめ
総じてこの漫画は「長寿ゆえの切なさ」を存分に味わえる作品。
フリーレンを読んだ人はもちろん、あのテイストが好きならぜひチェックすべき。
ただし、イケメン目当てで読むと「え?少なくない?」ってなるかも。そこは心してね。

